18歳未満の方は閲覧できません

このサイトは成人向けの性の健康の情報と、商品の紹介を含みます。

18歳未満です(退出)
オナニーの達人 仙人がやさしく教える、からだの練習帳

当サイトはアフィリエイト広告(PR)を利用しています。紹介している商品のリンクから購入されると、運営者に報酬が支払われることがあります。医療の診断に代わるものではありません。

← コラム一覧

陰毛は「ある・ない」どっちがいい? ― 役割、処理の方法、肌トラブルの防ぎ方

⏱ 読む時間の目安:約12分

アンダーヘアをそのままにするか、整えるか、全部なくすか。男女どちらにとっても、人にはなかなか聞けない話題です。このコラムでは、陰毛の役割と、どれくらいの人が処理しているかを研究の数字で確かめ、処理の方法ごとの手順と肌トラブルの防ぎ方をまとめます。先に結論を書くと、医学的に「処理すべき」「残すべき」という答えはないです。自分に合う形を選ぶための材料として読んでください。

陰毛の役割:分かっていること・確かでないこと

アメリカ産科婦人科学会(ACOG)の医師は、陰毛の役割を「耳や鼻、目のまわりの毛と同じように体を守ること」と説明しています。挙げられているのは次のような働きです。

毛の根元には神経が集まっていて、毛がわずかに動くだけでも感じ取れることも分かっています(Cleveland Clinic)。一方で、「毛があると病気を防げる」「においで相手を引きつける」といった話は、専門家が「そう考えられている」と述べる段階で、しっかり確かめた研究は見つからなかったです。同じ医師は、においを感じるのは毛が汗や皮脂、菌をとらえているからで、陰毛そのものは不潔ではなく、処理する医学的な理由もないと書いています(ACOG)。

どれくらいの人が処理している? 研究の数字

いちばん大きな調査は、アメリカの18〜65歳の男女を全国から無作為に選んだ、カリフォルニア大学のチームによるものです。

陰毛を処理したことがある人「処理したことがある」と答えた人の割合女性85.3%男性66.5%
出典:Truesdale ら(2017)。アメリカの全国調査で、男女を同じ数え方でそろえた割合(重みづけ)。処理しないのもふつうの選択です。

女性の調査で処理の道具を見ると、処理したことがある人のうち、カミソリ(電気でないもの)が61.0%、はさみが17.5%、電気かみそりが12.0%、ワックスが4.6%、除毛クリームが1.2%、レーザーが0.7%でした。全部なくしたことがある人は62.1%、自分で処理する人は92.8%でした(Rowen ら, 2016)。

日本では、国全体を代表するような男女別の調査は見つからなかったです。「VIO脱毛」の調査は多いものの、ほとんどが脱毛クリニックやサロンの行ったもので、数字は宣伝の側面も含むため、ここでは取り上げません。

処理する理由と、「清潔になる」「性感染症が増える」の読み方

女性の調査で、処理したことがある人に理由を聞いた結果(複数回答)です(Rowen ら, 2016)。

女性が処理する理由そう答えた人の割合(複数回答)清潔だと思う59.0%習慣45.5%見た目がよくなる31.5%パートナーが好む21.1%口でのふれあいがしやすい19.6%
出典:Rowen ら(2016)。アメリカの女性のうち、処理したことがある2,778人の答え(複数回答)。「清潔だと思う」が多いものの、処理で清潔になると確かめられているわけではありません。

どんな時に処理するかでは、性行為の前が55.6%、旅行の前が45.7%、病院にかかる前が40.0%でした。男性では、性行為に備えての処理が25〜34歳で73%といちばん多く、清潔のため(61%)、習慣(44%)が続きました(Gaither ら)。

「清潔になる」と感じる人は多いものの、処理で陰部が衛生的になると示した研究は見つからず、前述の医師は「陰毛は不潔ではない」と述べています(ACOG)。ただ、将来の介護を見すえて処理を考える、いわゆる「介護脱毛」は日本で話題です。介護情報サイトの会員2,784人への調査では、介護する相手が脱毛していた方がいいかに「はい」が46%、「どちらでもよい」が42%、「いいえ」が12%で、「はい」の理由は拭き取りがスムーズ(91%)が最多でした(介護ポストセブン, 2025)。

性感染症との関係にも注意が必要です。全国調査では、処理したことがある人は、年齢と経験人数をそろえても、性感染症にかかったことがあると答えやすい(オッズ比1.8)という結果でした(Osterberg ら, 2017)。ただ、これは同じ時点で聞いた「関係」で、処理が原因とは言えないです。処理する人ほど性行為が活発、といった別の理由でも説明できます。実際に検査で確かめた大学生の女性214人の研究では、頻繁に全部処理する人と、淋菌・クラミジアとの関係は見られなかったです(Luster ら, 2019)。

処理の方法を比べる

処理したことがある全国の男女5,674人のうち、25.6%が処理でけがをしたことがあり(女性27.1%、男性23.7%)、多かったのは切り傷(61.2%)、やけど(23.0%)、発疹(12.2%)でした。医療機関にかかったのは1.4%でした。これまでに11回以上全部なくした人は、男女とも、けがをしやすかったです(Truesdale ら, 2017)。

処理の方法くらべどれが正解ということはありません。肌に合う方法をはさみ・トリマー短く整える手軽さ◎もつ期間伸びるまで気をつけたいこと:刃で皮ふをはさまないカミソリ根元から剃る手軽さ○もつ期間数日気をつけたいこと:かみそり負け・埋もれ毛除毛クリーム毛をとかす手軽さ○もつ期間数日気をつけたいこと:かぶれ(先に少量で試す)ワックス根元から抜く手軽さ△もつ期間数週間気をつけたいこと:痛み・やけど医療脱毛(レーザー)毛を作る所を弱める手軽さ×(通院)もつ期間長く減る気をつけたいこと:痛み・費用もつ期間は毛の伸び方で大きく変わる、おおよその目安です
デリケートな部分は、顔や脚より肌が薄く、トラブルが起きやすい場所です。赤み・痛み・膿が続く時は皮膚科に相談しましょう。

自分で処理する手順:トリマー・はさみ/カミソリ

まず短くする(トリマー・はさみ)

カミソリで剃る場合

カミソリで整える手順肌を守りながら、短く・流れに沿って1先に短くするはさみやトリマーで1cmほどに。いきなり剃らない2温めてやわらかくお風呂の最後に。肌と毛がやわらかくなってから3泡やジェルをのせる石けんの泡でなく、肌用のシェービング剤を4毛の流れに沿って逆向きに剃らない。皮ふを軽く張って、短く動かす5洗い流して保湿こすらず押さえて拭き、香りの少ない保湿剤を6刃は清潔に・交換を共有しない。切れ味が落ちたら替える
ひりひり・ぶつぶつが出たら数日休みましょう。何度もくり返す時は皮膚科へ。

除毛クリーム・ワックス・医療脱毛と光脱毛

全国の消費生活センターには、約5年間で脱毛によるけがの相談が964件寄せられ、エステが680件、医療機関が284件でした。どちらも皮膚のトラブルとやけどが多かったです(国民生活センター, 2017)。受ける前に、リスクと、トラブル時の対応を説明してもらいましょう。

肌トラブルの見分け方と受診の目安

大学生1,110人の調査では、処理する人の80.3%が陰部のかゆみを一度は経験していました(Butler ら, 2015)。膿がたまって大きくなる、赤みや腫れが広がる、熱が出る、数日で治らない時は皮膚科へ。水ぶくれやただれ、いぼのようなものが続く時は、性感染症の可能性もあるので、皮膚科・泌尿器科・婦人科で相談しましょう。

「ある・ない」とセルフプレジャー、パートナーとの関係

処理と性生活の研究は、どれも「関係」を見たもので、処理すると心地よくなる、と確かめたものはないです。女性2,451人の調査では、全部なくす人ほど性機能の点数が高い傾向(絶頂の項目は除く)がありましたが(Herbenick ら, 2010)、全国調査では、年齢などをそろえると性行為の種類と処理との関係は見られなかったです(Rowen ら, 2016)。22の研究をまとめた分析でも、処理する女性としない女性で、満足度に差はなかったです(Eltobgy ら, 2024)。ひとりで楽しむときの感じ方が、毛の有無で変わるかを調べた研究も見つからなかったです。どちらが正解ということはなく、処理するかどうかは自分の心地よさで決めてよいことです。

好みは人によって大きく分かれます。大学生の調査では、相手に毛がないことを好む人が男性で60.0%、女性で24.4%、「どちらでもよい」が男性10.1%、女性19.4%でした(Butler ら, 2015)。自分の好みと相手の好みが違うのはよくあることなので、変える前に話しておきましょう。

相手の陰毛、どちらが好み?そう答えた人の割合男性女性毛がないほうがよい60.0%男性24.4%女性どちらでもよい10.1%男性19.4%女性
出典:Butler ら(2015)。アメリカの大学生1,110人(18歳以上)への調査。若い世代の一つの調査で、好みは人それぞれです。

経験者のあいだでよく語られること

ここからは研究ではなく、日本語と英語の体験記事で、複数の書き手が共通して書いていたことです。

修行のお題 次に処理するときは、カミソリを使わず、トリマーやはさみで長さをそろえるだけにしてみましょう。翌日と3日後に「かゆみ・チクチク・蒸れ・気にならない」のどれに近いかをメモし、全部なくす前に、自分に合う長さを探す材料にします。

ここで紹介した数字の多くはアメリカの調査で、自己申告にもとづきます。処理すれば必ず清潔になる、心地よくなる、といった研究の裏付けはないです。赤み・痛み・膿・水ぶくれが出たら処理をやめ、治らなければ皮膚科で相談しましょう。医療脱毛は元に戻しにくいので、範囲はよく考えて決めてください。

参考にした資料

📜 オナニー道の心得📓 記録アプリ「修行帳」