18歳未満の方は閲覧できません

このサイトは成人向けの性の健康の情報と、商品の紹介を含みます。

18歳未満です(退出)
オナニーの達人 仙人がやさしく教える、からだの練習帳

当サイトはアフィリエイト広告(PR)を利用しています。紹介している商品のリンクから購入されると、運営者に報酬が支払われることがあります。医療の診断に代わるものではありません。

← トップへ

オナニー道の心得

⏱ 読む時間の目安:約7分

このページは、「オナニーの達人」がどんな考え方でオナニー(セルフプレジャー)を扱っているかをまとめたものです。案内役は、女神の仙女とイケメン仙人のふたり。医学の研究で分かっていることと、まだ分かっていないことを分けながら、交代でお話しします。

はじめに:オナニーは悪いことではない

ようこそ。最初にお伝えしたいのは、オナニーは悪いことではない、ということなんですよ。ひとりで自分のからだと向き合う、楽しい一人時間のひとつです。

まず、どれくらいの人がしているのかを見てみましょう。アメリカの調査では、国全体の縮図になるように選んだ大人2,021人に話を聞きました。この1か月にオナニーをした人は、男性で約64%、女性で約41%でした。一度もしたことがないと答えた人は、男性で約8%、女性で約22%だけでした(Herbenick ら, 2017)。つまり、男性の9割以上、女性のおよそ8割が経験している計算になります。ただし、これは本人が自分で答えるアンケート(自己申告)です。国や文化が違えば、数字も変わるかもしれません。

オナニーをしている人は?男性女性この1か月にした約64%男性約41%女性一度もしたことがない約8%男性約22%女性
出典:Herbenick ら(2017)。アメリカの大人2,021人(国全体の縮図になるよう選んだ調査)。本人が答えたアンケートで、国や文化が違えば数字も変わるかもしれません。

同じ研究グループは、5,865人を対象にアメリカ全体の調査(NSSHB)も行っています。この調査でも、オナニーは人生のどの時期にもよく見られました。若い時期と70代以上では、相手のいる性行為よりも多かったと報告されています(Herbenick ら, 2010)。こちらも本人が答えた内容にもとづく調査です。答えにくい質問では、実際より少なく答える人もいます。そのことも頭に入れておきましょう。

昔は「からだに悪い」と言われていたことも知っておこう。18世紀のはじめに『オナニア』という本が出てから、およそ200年のあいだ、オナニーは病気の原因だと医師たちにまで信じられていたんだ(Hall, 2004)。

今の医学では、この見方は認められていません。アメリカの医療機関クリーブランド・クリニックは、オナニーを「性の発達の、ふつうで健康的な一部」と説明しています。目が見えなくなる、心の病気になる、子どもができなくなるといった言い伝えは、研究で否定されているそうです(Cleveland Clinic, 2022)。

からだの中で起きること

オーガズムのとき、からだの中ではいくつかの物質の量が変わることが分かってきているんですよ。ひとつずつ、分かっていることと、まだ分かっていないことを見ていきましょう。

ここで大事なのは、「この物質が出るから幸せになれる」と言い切れるほどの証拠は、まだないということなんだ。からだの中で変化が起きていることは分かってきた。その変化が気分や幸福感とどうつながるのかは、これからの研究を待とう。

一人時間の価値

オナニーと眠りの関係を調べた研究があります。オーストラリアの大人778人に、インターネットで調査をしました。オナニーでオーガズムに達したあと、54%が「眠りの質がよくなった」、47%が「寝つきがよくなった」と感じていました。男女の差は見られませんでした(Lastella ら, 2019)。ただし、これは本人の感じ方を1回聞いただけの調査です。オナニーが眠りをよくした(原因と結果)のか、よく眠れそうな日にしていただけなのかは、見分けられません。

ストレスや気分については、リラックスできる、気分が落ち着くといった良い面を挙げる医療機関もあります(Cleveland Clinic, 2022)。ただ、きちんと比べた実験は、まだ少ないのが今の状況です。一方で、自分のからだが何を心地よいと感じるのかを知ることは、性の健康の大切な一部だと考えられています。

それから、人とのつながりの時間も、もちろん大事なんですよ。友だちや家族、パートナーと過ごす時間と、ひとりで自分をいたわる時間。どちらかを選ぶのではなく、両方あっていいんです。

そう、一人時間は、人との時間から逃げるためのものではないんだ。自分を整える時間があるから、また人と会いたくなる。そんなふうに、ふたつを行き来できるといいね。

心地よく付き合うための心得

  1. 罪悪感を持たない。多くの人がしている、ふつうの行動です。「いけないことをしている」と自分を責める必要はないです。
  2. 回数より、心地よさを大切にする。何回が正しいという決まりはありません。ほかの人と比べず、そのときの自分が心地よいかどうかを目安にしましょう。
  3. 清潔を保つ。手やからだ、使う道具は清潔にしておきましょう。痛みやいつもと違う感じがあるときは休みましょう。それが続くときは、医療機関に相談しましょう。
  4. 人それぞれでいいと知る。する・しない、好きなやり方や頻度は、人によって大きく違います。しない人がいても、それもひとつの選び方です。
  5. 困ったときは、相談してよい。やめたいのにやめられないことがあります。そのせいで仕事や人づきあい、気持ちに困りごとが出ているときは、ひとりで抱えずに相談しましょう。

WHO(世界保健機関)の病気の分類には、「強迫的性行動症」という病名があります。強い衝動をおさえられず、性的な行動が長いあいだ(たとえば6か月以上)くり返され、強い苦しみや生活への困りごとが出ている状態のことです。一方で、道徳的に「よくない」と感じて悩んでいるだけでは、この病気とは診断されないとされています(Kraus ら, 2018)。気になるときは、相談できる場所があります。各都道府県と大きな市(政令指定都市)にある心の健康の相談窓口(精神保健福祉センター、「こころの健康センター」と呼ばれることもあります)や、お住まいの地域の保健所に、電話や面談で相談できます(国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト」)。心療内科や精神科を受診するのもひとつの方法です。

むすび:自分だけの道を楽しもう

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。オナニーは、あなたが自分をいたわるための、大切な一人時間なんですよ。どうか、罪悪感のない気持ちで楽しんでくださいね。

正解の形は、ひとつではないんだ。あなたのペースで、あなたに合う道を見つけていこう。困ったときは、いつでもこのページに戻っておいで。

はじめての方は入門の章から、自分のペースを知りたい方は記録アプリから、あなたの道を歩き始めましょう。

参考にした資料

男性編の入門へ女性編の入門へ📓 記録アプリ「修行帳」